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ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)の統計によると、2026年1~6月のホタテ貝の輸出額は前年同期の2.4倍の約4900万USD(約78億円)となった。世界のサプライチェーンにおいて、ベトナムが原料の輸入・加工・再輸出を担う役割を強めていることが、輸出急増の背景にある。
輸出額は上期を通じて高水準を維持
1~6月の輸出額は、2024年通年の4400万USD(約70億円)を約10%上回り、2025年通年の6600万USD(約105億円)の約74%に相当する。
輸出額は、1月に1010万USD(約16億円)超を達成した後、2~6月も毎月690万~870万USD(約11億~13億8000万円)を維持した。1~3月の約2500万USD(約40億円)に対し、4~6月も約2400万USD(約38億円)と安定しており、輸出規模そのものが拡大している。
日豪米がけん引、加工再輸出が活発化
日本、オーストラリア、米国の3か国が輸出額全体の約56%を占める。中でも日本向けは、前年同期の2.3倍の900万USD(約14億3000万円)超となった。日本のサプライチェーンの変化に伴い、ベトナムで殻むきや急速冷凍などの一次加工を行って再輸出する受託加工の動きが活発化している。
オーストラリア向けは前年同期の12.4倍の930万USD(約14億8000万円)と大幅に伸びており、今後は食品の安全性やトレーサビリティの確保が成長維持の要となる。
ホタテは、ベトナム国内では貝柱がサイズや産地に応じて1kgあたり22万~60万VND(約1340~3660円)で取引されている。
・ 日本産ホタテ、1~6月期の輸入量は前年同期の22倍に (2024/08/26)
・ ベトナムでホタテなど日本産水産物の魅力アピール、流通拡大へ (2024/03/19)

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