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科学技術省傘下の通信郵便技術学院(PTIT)とイタリアの航空宇宙企業であるテミックス(Temix)はハノイ市で17日、「ベトナム・イタリア宇宙技術センター(VISTC)」の設立を発表した。
同センターは、両機関が共同創設した研究開発プラットフォームで、宇宙技術、航空宇宙システム、通信、航空電子工学(アビオニクス)などの分野において、研究開発、専門人材の育成、産業協力を包括的に推進する拠点となる。
VISTCは、2025年9月に開設された前身のミリ波システム設計センターを、1年間の実績を基に改組して設立された。同設計センターでは、若手技術者や修士号・博士号取得者ら30人以上が参画し、衛星通信機器やソフトウェア無線(SDR)、ドローン(UAV)・航空機・衛星搭載用の専用無線装置などの高度技術製品を開発してきた。
今回のVISTCの設立により、これまでの研究成果を製品化し、国際市場へ展開する体制を一層強化する。
テミックスのアルマンド・カラヴェラ会長は、ベトナムの研究力と自社の産業経験を融合し、現地での人材育成と高付加価値製品の開発を推進する意義を強調した。
また、PTITのダン・ホアイ・バック学院長は、海外の専門家を招き、技術を導入することで、国内で深刻化する高度人材不足の解消につなげたい考えを示した。
この取り組みは、衛星の研究・製造を自国で行うことや、高度な飛行制御技術の確立を目指すベトナムの国家科学技術・デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略にも合致している。

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