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シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)と国際通貨基金(IMF)はそれぞれ最新のレポートで、2026年のベトナムの国内総生産(GDP)成長率予測を上方修正した。
UOBは従来の+8.5%から+9.2%へ、IMFは+7.5%から+8.4%へとそれぞれ修正した。製造業や輸出の好調、海外直接投資(FDI)の拡大に加え、人工知能(AI)関連のサプライチェーンへの参加が成長を後押ししている。
UOBの見通し、7~9月の高成長とFDIが追い風
UOBは、ベトナム財政省傘下統計局(NSO)が発表した2026年7~9月のGDP成長率が前年同期比+9.95%と高い伸びを示したことを受け、見通しを上方修正した。
工業・建設分野やサービス分野が好調で、10~12月も公共投資の加速やFDI実行額の増加に支えられ、+9.7%程度の高い成長率を維持すると予測している。
金融政策については、インフレ圧力が強まっているものの、ベトナム国家銀行(中央銀行)は基準貸付利率を年4.5%に据え置くとみている。
IMFの分析、AI関連のサプライチェーンへの参加が追い風
一方、IMFは10月の世界経済見通し(WEO)で、ベトナムのGDP成長率が新興アジア平均(+5.2%)やASEAN主要5か国(+4.4%)を大幅に上回ると予測した。
AI関連機器を中心とする世界的なハードウェア貿易の拡大や、東アジアのサプライチェーンを通じた波及効果がベトナムの成長を後押ししていると分析している。
両機関とも、輸出や製造業の好調さを評価する一方、2026年の消費者物価指数(CPI)上昇率については、UOBが予測を従来の+4.1%から+4.7%へ上方修正し、IMFも+4.7%と予測している。インフレへの対応と経済成長の維持をどう両立させるかが今後の課題となる。
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