![]() (C) Frank C. Müller / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0 |
デンマークの靴製造大手エコー(ECCO)のベトナム現地法人、エコーベトナム(ECCO Vietnam)が会社解散を決定し、ホーチミン市バウバン村(xã Bàu Bàng、旧ビンズオン省バウバン郡)のバウバン工業団地にある靴工場の操業を2026年11月2日午後2時に停止した。
同工場には1600人を超える労働者が勤務していた。今回の決定は、親会社のエコーによる世界的な生産拠点の再編と生産能力の過剰に伴う措置だ。
同社は、長年続く需要の低迷を受けて世界各地の生産拠点を集約する方針を示している。対象となる労働者の労働契約は原則として11月30日に終了する予定だが、契約期間がそれ以前に満了する場合や、解散手続きのため勤務を続ける場合もある。
同社は給与や未消化の年次有給休暇に対する手当などを全額支払うほか、追加支援金も支給する方針だ。
ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)や同市労働連盟は、労働者の権利保護とともに周辺企業への再就職支援を進めている。
同工場の建設工事は2019年10月に始まり、工場は2020年4月から操業を開始した。投資総額は8609億VND(約53億円)を超える。
エコーグループ全体では、世界的な需要減退やコスト上昇の影響により、2024年、2025年と2年連続で赤字となった。
また、ベトナムの皮革・履物業界でも、輸出市場の不安定化や受注の遅れ、価格競争の激化により厳しい経営環境が続いており、今回の工場閉鎖も、世界的な需要低迷を背景とする生産体制の再編の一環とみられる。
なお、ベトナム皮革・履物協会(Vietnam Leather, Footwear and Handbag Association=LEFASO)によると、ベトナムの2026年1~9月期の履物輸出額は前年同期比+1.0%増の約180億2000万USD(約2兆8500億円)となり、伸び率は低水準にとどまった。
・ 台湾系靴製造大手、労働者9200人向け解雇手当の総額68億円 (2023/08/31)
・ 台湾系靴製造大手、さらに1200人削減へ 今年3回目のリストラ (2023/08/25)
・ 台湾系靴製造大手、解雇者向け退職金は平均88万円 (2023/05/23)
・ 台湾系靴製造大手、過去最大規模のリストラを発表 5700人削減へ (2023/05/16)
・ 22年の繊維縫製・皮革履物輸出額、過去最高を記録 (2023/01/27)
・ 20年の履物輸出量、10年で3.9倍に 世界2位を維持 (2021/11/17)
・ 縫製や皮革履物の工員の86%が失業の危機、進むオートメーション化で (2016/12/20)

から



)

)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)











