ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ベトナム人に人気の書籍ランキングトップ10

2014/09/13 06:25 JST配信

 ベトナム人に人気の書籍をランキングでご紹介。同ランキングは、ビナブック(Vinabook)が発表した9月11日時点での「8月の書籍売上ランキング」に基づくもの。

第1位「Ba Tach Tra」(日本語版タイトル:スリー・カップス・オブ・ティー)

著者:グレッグ・モーテンソン、デイヴィッド・オリバー・レーリン 訳者:ティエン・トゥー

出版社:Nha xuat ban Van hoc(文学出版社)

発売年月:2010年11月

表示価格:8万9000VND(約450円)

 1993年、元登山家で元軍人のグレッグ・モーテンソンはK2登山に失敗し、パキスタンの小さな村で助けられた。村人たちの手厚い世話に感動した彼は、恩返しをすべく同村で「女性のための学校」の設立を目指す。しかし同地域はタリバンが勢力を広げる保守的なイスラム社会で、女性の権利も制限されている。彼はここで、いかにして学校を設立し、成功することができたのか。1人の男の挑戦を描いた冒険ストーリー。

 モーテンソンは中央アジア協会(Central Asia Institute:CAI)の会長。ジャーナリストのレーリンは、モーテンソンの回顧録として同書を執筆した。日本語版(出版社:サンクチュアリパプリッシング)は、藤村奈緒美訳。

第2位「Nhung bai thuoc hay chua benh phu nu va tre em」(女性と子供の薬物治療)

発行社:ビナブック

出版社:Nha xuat ban Phu nu(女性出版社)

発行年月:2008年7月

表示価格:3万8000VND(約190円)

 病気や薬物に対して特に敏感な、出産前後の女性や子供の身体。同書は、多数の人々から集まった女性と子供の薬物治療に関する経験をまとめた、お役立ち情報満載の1冊。

第3位「Gio nay anh o dau?」(あなたは今どこにいる)

著者:メアリ・ヒギンズ・クラーク 訳者:ライ・トゥー・チン

出版社:Nha xuat ban Van hoc(文学出版社)

発行年月:2010年9月

表示価格:7万5000VND(約380円)

 複雑に絡んだ人間関係や緊迫した状況を追う探偵小説。謎を帯びたとある家庭の悲劇に始まるストーリーの衝撃の結末とは。登場人物の複雑な内面や温かな人情を巧みに表現した独特の作風。

第4位「Di lac voi cua dong」(田ガニと迷子)

著者:ルー・ティ・ルオン

出版社:Nha xuat ban Thanh nien(青年出版社)

発行年月:2010年6月

表示価格:2万VND(約100円)

 1人の男の子が「田ガニと道に迷う」という何ともかわいらしい状況を描いた子供向け絵本。同書は、子供の世界を理解し、子供を素直で良い子に育てるための教育書とも言える。

第5位「Benazir Bhutto – Tu tu nhan den nguoi dung dau dat nuoc」(ベナジル・ブット―囚人から国のリーダーに)

著者:リビー・ヒューズ 訳者:チャン・ゴック・ジエップ、チャン・バン・アイン

出版社:Nha xuat ban Tre(チェー出版社)

発行年月:2008年3月

表示価格:2万6000VND(約130円)

 米国のケネディー一族やインドのガンジー一族と同様、パキスタン政界で有名なブット一族。ベナジル・ブットはパキスタンの政治家で、イスラム諸国家における最年少(当時35歳)かつ初の女性首相となった人物。2007年、イスラム原理主義者と思われるテロリストにより暗殺された。同書では、世界の政治地図にその存在を強く示した、彼女の政治人生をたどる。

前へ   1   2   次へ
[2014年9月13日 ベトジョー書籍売上ランキング A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
スーパーホテル、ハノイに26年3月17日オープン 海外2店舗目 (26日)

 ホテル運営を手掛ける株式会社スーパーホテル(大阪府大阪市)は2026年3月17日、同社100%出資のベトナム現地法人であるスーパーホテル・ベトナム(SUPER HOTEL VIETNAM)が運営する新店舗「スーパーホテルハノイ(S...

タイのアマタ、フート省で新たな工業団地を開発へ (26日)

 北部地方フート省人民委員会は23日、タイのアマタ(Amata)に対し、ドアンフン工業団地(別称:アマタシティ・フート=Amata City Phu Tho)の投資登録証明書を交付した。  同案件はドアンフン村(xa Doan Hung)...

クアンニン省など4省で党委書記・人民委主席が交代 (26日)

 各地方自治体の人事異動により、東北部地方クアンニン省と同カオバン省の共産党委員会書記、西北部地方ディエンビエン省と南中部地方カインホア省の人民委員会主席の4人が交代となった。 ◇クアンニン省共産...

ホーチミンの路上のライター修理店、愛好家の駆け込み寺 (21日)

 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロン街区グエンチーフオン通りを訪れた。男性は、ファム・バン・コーさん(男性・72歳)の店である、古びて傾...

「ベトナム食文化名人」の称号、全国規模で初の授与 (26日)

 ホーチミン市で23日、2025年の「ベトナム食文化名人」の称号の授与式が行われた。食分野に特化した称号の授与が全国規模で行われたのは初めて。  「食文化名人」の称号は15人に、「食文化名匠」の称号は6人...

ベトナム・モビリティショー2025、ハノイで12月26日から開催 (26日)

 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で12月26日(金)から28日(日)まで、モビリティ分野の国際展示会「ベトナム・モビリティショー2025(Vietnam Mobility Show 2025)」が開催される。  同展示会は、...

ベトナム企業、アマゾン経由の輸出拡大 ブランド重視へ転換 (26日)

 アマゾングローバルセリング・ベトナム(Amazon Global Selling Vietnam)はこのほど、国境を越えた電子商取引(eコマース=EC)に参加するベトナム企業の成長と成功事例をまとめた年次レポートを発表した。  ...

又吉直樹×ヨシタケシンスケ共著「その本は」、ベトナム語版を出版 (26日)

 お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹氏と、人気絵本作家のヨシタケシンスケ氏による共著「その本は」のベトナム語版がこのほど翻訳出版された。ベトナム語版では、「本の王国の奇跡(Dieu ky dieu o vuong quoc Sa...

ホーチミン:レロイ通りの改修工事が完了、都市景観が改善 (26日)

 ホーチミン市サイゴン街区(旧1区)のレロイ(Le Loi)通りに立ち並ぶ、老朽化した建造物群の改修工事がこのほど完了した。クリスマスと新暦正月に向けて、ペンキの塗り直しや屋根の改修が急ピッチで進められ、市中...

ハイフォン:6.5万DWTの貨物船が進水、ベトナムの建造で最大級 (26日)

 造船工業総公社(ShipBuilding Industry Corporation=SBIC、旧ビナシン=Vinashin)傘下のナムチエウ造船(NASICO)は北部紅河デルタ地方ハイフォン市で24日、貨物船「チュオンミン・ドリーム02(Truong Minh Dream...

外務省「第19回日本国際漫画賞」、ベトナムの作品が優秀賞 (26日)

 日本の外務省が主催する「第19回日本国際漫画賞」で、ベトナム人作者・原作者の作品が優秀賞を受賞した。  今回は、110か国・地域から過去最多となる738作品の応募があった。また、トーゴやネパールなどの6...

極東貿易子会社のヱトー、ホーチミンに支店開設へ (26日)

 産業設備や産業素材、機械部品などの事業を手掛ける極東貿易株式会社(東京都千代田区)の100%出資子会社であるヱトー株式会社(神奈川県横浜市)は、100%出資海外子会社のヱトー・ソリューションズ・ベトナム(ET...

環境配慮型素材のTBM、地場2社と炭素回収・利用で基本合意 (26日)

 環境配慮型の素材開発および製品の製造・販売を手掛ける株式会社TBM(東京都千代田区)は、北中部地方ハティン省で石炭火力発電所を運営する第2ブンアン火力発電(Vung Ang II Thermal Power=VAPCO)および同省の...

26年の新暦正月、4連休に 内務省が発表 (25日)

 内務省は、間もなく迎える2026年の新暦正月に伴う休暇について、2026年1月1日(木)から4日(日)までの4連休とすることを発表した。  1月2日(木)が振替休日、1月10日(土)が振替出勤日となる。  当初は元旦...

ハノイ:メトロ5号線を着工、公共交通指向型都市開発モデル初導入 (25日)

 ハノイ市当局は19日、同市都市鉄道(メトロ)5号線(バンカオ~ホアラック間)プロジェクトを着工した。  同プロジェクトの投資総額は73兆2000億VND(約4300億円)で、公的予算で賄い、EPC(設計・調達・建設)方式...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved