ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

日越オペラ「アニオー姫」特別音楽朗読劇、ベトナム3大都市ツアー開催

2024/07/06 09:30 JST配信
(C) オペラ「アニオー姫」プロジェクト事務局
(C) オペラ「アニオー姫」プロジェクト事務局 写真の拡大.
  • ホーチミン、ハノイ、ダナンで7月上演
  • 主役2人がアリア曲・デュエット曲を歌唱
  • 総監督を務める本名徹次氏が指揮

ベトナム国立交響楽団(VNSO)と「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)は、2023年の日越外交関係樹立50周年を記念して制作・公演した新作オペラ「アニオー姫」の物語やそこから生まれた音楽を今後も語り継いでいくべく、その第1弾として特別音楽朗読劇のベトナム3大都市ツアーを開催する。

 2023年のオペラ公演は、ハノイ市での3公演と東京での1公演ともに満席となり、日越の関係者や音楽の専門家からも好評を得た。

 特別音楽朗読劇は、ホーチミン市で7月17日(水)、ハノイ市で7月20日(土)、南中部沿岸地方ダナン市で7月23日(火)に上演する。

 会場は、ホーチミン公演がホーチミン市音楽院コンサートホール(112 Nguyen Du, quan 1, TP. Ho Chi Minh)、ハノイ公演がベトナム青年劇場(11 Ngo Thi Nham, quan Hai Ba Trung, TP. Ha Noi)、ダナン公演がダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパのにっぽんボールルーム(Nguyen Tat Thanh, quan Lien Chieu, TP. Da Nang)となる。

 特別音楽朗読劇では、ハノイ市と東京での公演で主役を務めたアニオー姫役のダオ・トー・ロアン氏と荒木宗太郎役の小堀勇介氏を迎え、オペラ公演で歌った全てのアリア曲・デュエット曲を、衣裳をまとい物語に沿って演じ、歌唱する。

 背景にはオペラ公演時と同様の大型LEDをステージに配し、オペラの舞台装飾さながらの映像を流し、物語の舞台となる南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市や長崎などの場面を彩る世界観を表現する。

 音楽は、作曲家のチャン・マイン・フン氏が、オペラ楽曲をヴァイオリン、チェロ、クラリネット、コントラバス、ピアノによるアンサンブル楽曲に特別に編曲。総監督を務める本名徹次氏が指揮し、ベトナム国立交響楽団の各パートのトップ奏者が素晴らしい音色を奏でる。

 また、主役の2人とともに物語を紡ぐのは、一流のオペラ歌手であり、役者であり、同オペラの台本作家でもある大山大輔氏が担当する。

 チケット情報などの詳細は公式ウェブサイト(日本語ベトナム語)を参照。

<オペラ「アニオー姫」特別音楽朗読劇の魅力>

【関連記事】

ミュージカル「アニオー姫」、26年にKAAT神奈川芸術劇場で初演 (2025/11/26)
日越オペラ「アニオー姫」、三重で特別編集映像版の上映会を開催 (2025/06/23)
日越オペラ「アニオー姫」、神奈川で特別音楽朗読劇とプレミアム上映会を開催 (2024/08/17)
日越新作オペラ「アニオー姫」、世界初演大盛況 秋篠宮両殿下もご鑑賞 (2023/09/25)
第19回ホイアン日本祭り2023、8月4日から開催 (2023/07/31)
日越新作オペラ「アニオー姫」、日本プレミア公演決定 11月4日開催 (2023/07/12)
日越外交関係樹立50周年記念歴史まんが「アニオー姫」公開、東村アキコ氏が描き下ろし (2023/07/11)
日越新作オペラ「アニオー姫」、プロモーションイベント開催 23年9月に世界初演 (2023/05/24)

[2024年6月 オペラ「アニオー姫」プロジェクト事務局ニュースリリース A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナムの「人口ボーナス期」は2036年に終了、統計局予測 (6:38)

 財政省傘下統計局(NSO)は23日、中間国勢調査の結果に基づいて作成した詳細な研究結果を発表した。報告書「ベトナム人口予測2024~2074年」では、15~64歳の生産年齢人口がそれ以外の人口(従属人口)より多い「人...

間もなく迎える26年の新暦正月、内務省が4連休を提案 (6:09)

 内務省は、間もなく迎える2026年の新暦正月について、2026年1月1日(木)から4日(日)までの4連休とすることを提案した。  4連休とする場合、1月2日(木)が振替休日、1月10日(土)が振替出勤日となる。  当...

世界長者番付、ビンG会長が71位に浮上 アリババ創業者超える (5:59)

 米経済誌フォーブス(Forbes)のリアルタイム世界長者番付によると、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)の創業者 兼 会長であるファム・ニャット・ブオン氏

ホーチミンの路上のライター修理店、愛好家の駆け込み寺 (21日)

 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロン街区グエンチーフオン通りを訪れた。男性は、ファム・バン・コーさん(男性・72歳)の店である、古びて傾...

ニンビン省:ニンコー経済区計画を策定へ、新たな成長エンジンに (5:45)

 チャン・ホン・ハー副首相は22日、北部紅河デルタ地方ニンビン省(旧ナムディン省)ニンコー経済区の2050年までのマスタープラン策定任務を承認する首相決定第2771号/QD-TTgに代行署名した。  決定によると、...

海上幕僚長が訪越、クオン人民軍参謀総長らと懇談 (4:59)

 齋藤聡海上幕僚長は、10日から13日にかけてベトナムのハノイ市と北部紅河デルタ地方ハイフォン市を訪問し、グエン・タン・クオン国防次官 兼 人民軍参謀総長およびチャン・タイン・ギエム人民海軍司令官と懇談...

イーレックス、ビナコミンと石炭火力2基目でバイオマス混焼試験 (3:51)

 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、国営ベトナム石炭鉱産グループ(ビナコミン=TKV)傘下のビナコミン電力[DTK](Vinacomin - Power Holding C

ハノイ:大晦日に市内6か所で打ち上げ花火 (2:52)

 ハノイ市は、2026年の新暦正月の1月1日(木)および旧暦元日に当たる2月17日(火)を祝う打ち上げ花火の実施を計画している。  まずは新暦正月の打ち上げ花火として、2025年12月31日(水)の午後11時45分から15分...

ベトナムの25年EC市場規模、成長率で世界トップ10入り (24日)

 商工省によると、2025年の電子商取引(eコマース=EC)市場規模は前年比+25%増の約310億USD(約4兆9000億円)となる見通しだ。小売売上高に占める比率は約11%で、デジタル経済全体の約3分の2を占めるなど、ベトナ...

ベトナム企業、ピエール・カルダンのカナダ事業を買収 (24日)

 イーモール・ベトナム(Emall Vietnam)はこのほど、フランス発祥のファッションブランド「ピエール・カルダン」のシューズ部門「ピエール・カルダン・シューズ(Pierre Cardin Shoes)」のカナダ事業を買収した。 ...

ブラジル、ベトナムと特恵貿易協定(PTA)交渉開始 (24日)

 ブラジル政府は20日、同国のフォス・ド・イグアスで開催されたメルコスール(南米南部共同市場)首脳会合で、ベトナムとの間で特恵貿易協定(PTA)交渉を開始したと発表した。議長国を務めるブラジルのマウロ・ヴィ...

ホーチミン:顔面の巨大腫瘍切除手術に成功、チョーライ病院 (24日)

 ホーチミン市チョーライ病院は18日、男性患者の顔面にできた重さ950gの腫瘍の切除手術に成功したと発表した。腫瘍は顔面と耳の外見に深刻な影響を与え、圧迫による難聴も引き起こしていた。術後の患者の健康状...

ハノイ:無人航空機で医薬品輸送、試験飛行を実施 国内初 (24日)

 ハノイ市のドゥックザン総合病院は20日、直線距離で約8km離れたザーラム総合病院まで無人航空機(UAV)を使って医薬品を輸送する試験飛行を実施した。  ドゥックザン病院は、ハノイ市人民委員会から医療目的...

ホーチミン:メトロ2号線、約200m延伸 メトロ1号線と接続 (24日)

 ホーチミン市人民委員会は、同市都市鉄道(メトロ)2号線(ベンタイン~タムルオン間)について、路線計画および関連施設の位置の調整方針を承認した。調整後のメトロ2号線は、ベンタイン駅側に約200m延伸し、メト...

商工省、トレーサビリティ管理システム運用開始 (24日)

 商工省は23日、製品情報の透明化や消費者保護、企業の持続的発展の支援を目的として、公式ウェブサイト<www.verigoods.vn>でトレーサビリティ管理システムの運用を開始した。  同システムは

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved