(C) オペラ「アニオー姫」プロジェクト事務局 写真の拡大. |
- ホーチミン、ハノイ、ダナンで7月上演
- 主役2人がアリア曲・デュエット曲を歌唱
- 総監督を務める本名徹次氏が指揮
ベトナム国立交響楽団(VNSO)と「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)は、2023年の日越外交関係樹立50周年を記念して制作・公演した新作オペラ「アニオー姫」の物語やそこから生まれた音楽を今後も語り継いでいくべく、その第1弾として特別音楽朗読劇のベトナム3大都市ツアーを開催する。
2023年のオペラ公演は、ハノイ市での3公演と東京での1公演ともに満席となり、日越の関係者や音楽の専門家からも好評を得た。
特別音楽朗読劇は、ホーチミン市で7月17日(水)、ハノイ市で7月20日(土)、南中部沿岸地方ダナン市で7月23日(火)に上演する。
会場は、ホーチミン公演がホーチミン市音楽院コンサートホール(112 Nguyen Du, quan 1, TP. Ho Chi Minh)、ハノイ公演がベトナム青年劇場(11 Ngo Thi Nham, quan Hai Ba Trung, TP. Ha Noi)、ダナン公演がダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパのにっぽんボールルーム(Nguyen Tat Thanh, quan Lien Chieu, TP. Da Nang)となる。
特別音楽朗読劇では、ハノイ市と東京での公演で主役を務めたアニオー姫役のダオ・トー・ロアン氏と荒木宗太郎役の小堀勇介氏を迎え、オペラ公演で歌った全てのアリア曲・デュエット曲を、衣裳をまとい物語に沿って演じ、歌唱する。
背景にはオペラ公演時と同様の大型LEDをステージに配し、オペラの舞台装飾さながらの映像を流し、物語の舞台となる南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市や長崎などの場面を彩る世界観を表現する。
音楽は、作曲家のチャン・マイン・フン氏が、オペラ楽曲をヴァイオリン、チェロ、クラリネット、コントラバス、ピアノによるアンサンブル楽曲に特別に編曲。総監督を務める本名徹次氏が指揮し、ベトナム国立交響楽団の各パートのトップ奏者が素晴らしい音色を奏でる。
また、主役の2人とともに物語を紡ぐのは、一流のオペラ歌手であり、役者であり、同オペラの台本作家でもある大山大輔氏が担当する。
チケット情報などの詳細は公式ウェブサイト(日本語、ベトナム語)を参照。
<オペラ「アニオー姫」特別音楽朗読劇の魅力>