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- 23年と24年の映画など157作品を対象
- 長編映画部門、テト映画「Mai」が4冠
- ベトナム映画興収ランキング1位
南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市でこのほど、ベトナム映画を表彰するベトナム映画協会主催の「カイトアワード2024(Kite Awards 2024)」の表彰式が開催された。
今年のカイトアワードでは、2023年と2024年の映画やドラマなど157作品を対象に審査が行われ、各賞が発表された。
長編映画部門では、人気男性コメディアンのチャン・タイン(Tran Thanh)が監督を務めた2024年のテト(旧正月)映画「Mai」が、最優秀作品賞にあたるゴールデンカイト賞と脚本賞、美術デザイン賞、主演女優賞の4冠に輝いた。
なお、ベトナム映画歴代興行収入ランキングでは、「Mai」が1位に立っている。
ゴールデンカイト賞に続くシルバーカイト賞は、レ・タイン・ソン(Le Thanh Son)監督による2024年6月公開の「Mong Vuot」と、フィー・ティエン・ソン(Phi Tien Son)監督による2024年2月公開の「Dao, Pho Va Piano」が受賞した。「Mong Vuot」はシルバーカイト賞のほかに監督賞と撮影賞、「Dao, Pho Va Piano」はシルバーカイト賞のほかに音楽賞も受賞している。
カイトアワードは、「カイトアワード2002」として2003年3月に初めて開催された。2022年を除いて毎年開催されており、今回が22回目となった。