![]() (C) Phim Truyen I |
文化スポーツ観光省傘下映画局はこのほど、ハノイ市で歴史映画「Thanh Am Vuot Dai Duong(海を越える響き)」のプレミア上映会を開催した。同作品は、国家の発注を受けて制作された映画として初めて、全国の映画館で商業上映される。
第1映画(Phim Truyen I)が制作し、ダオ・ズイ・フック氏とグエン・マイン・ハー氏が監督を務めた。
同作品は、1945年から1954年にかけてホーチミン市(旧バリア・ブンタウ省)のコンダオ刑務所に収監された革命戦士たちの不屈の闘いを描いており、脚本は10年近くにわたる資料調査を経て執筆された。
撮影は2024年11月から2025年1月にかけて、歴史的建造物である旧コンダオ刑務所などで行われた。上映時間は116分で、レイティングはT13(13+、13歳未満鑑賞禁止)に指定されている。
商業上映を可能にした新政令と今後の見通し
この商業上映は、政治的任務に資する映画の配給および普及に関する政令第189号/2026/ND-CPが7月15日に施行されたことに伴い実現した。従来、国家が発注した映画は主に遠隔地などを巡回する移動上映の形で公開されていたが、新政令により、一般の映画館での商業上映が可能となった。
同政令では、国家が所有権を持つ映画の配給に民間企業や個人が参加することを奨励している。また、配給によって収益が発生した場合、正当な経費を差し引いた後の利益の少なくとも30%を国家予算に納付することが規定されている。
映画局のダン・チャン・クオン局長によると、今回の商業上映は収益を第一の目的とするものではなく、新政令下での配給プロセスの実証実験としての性格が強いという。
7月27日の「戦争傷病者・烈士記念日」に合わせて公開される同作品は、7月24日から全国190以上のシネコンなどで上映が開始される。

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