ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ドンナイ省:陶芸・熱気球フェスティバル開催、4月27日~30日

2025/04/26 09:46 JST配信
(C) vietnamplus
(C) vietnamplus 写真の拡大.
  • 南部解放・南北統一50周年を記念
  • ビエンホア陶器、18世紀半ばに誕生
  • 大型熱気球50機が集結、過去最大級

東南部地方ドンナイ省文化スポーツ観光局は、南部解放・南北統一50周年を記念して、4月27日(日)から30日(水)まで、「陶芸・熱気球フェスティバル」を開催する。

 ドンナイ陶芸協会によると、ドンナイ省ビエンホア市の陶芸は18世紀半ばに誕生し、19世紀末から20世紀末にかけて大きく発展した。幾多の浮き沈みを経て今なおその地位を確立しており、現在世界30か国以上に直接輸出されている。省内にはタンハイン陶磁器産業クラスター(50ha)があり、ここで企業が国内販売や輸出用の伝統陶芸品を体系的に生産している。

 ビエンホア陶器は、黒土と白土を使用した陶器に釉薬を施し、精巧な模様をあしらって装飾用に仕上げる点が特徴だ。ベトナム、華人、チャム族という3つの陶芸様式が融合していることから、国際的に人気を集めている。

 今回のイベントでは、ドンナイ省の陶芸の他にも、南中部沿岸地方クアンナム省の「タインハー陶器(Gom Thanh Ha)」、南部メコンデルタ地方ビンロン省の「赤陶器(Gom Do)」、南中部沿岸地方ビントゥアン省の「バウチュック陶器(Gom Bau Truc)」、東南部地方ビンズオン省の磁器など、全国的に知られる文化的・美的価値の高い陶芸作品が展示される。

 伝統陶芸の保存と発展に関する討論会や、同フェスティバルのロゴデザインコンテスト、芸術家と市民の交流イベントなども行われる。陶芸文化の価値を称え、広め、保存・発展させることを目的としたこのようなフェスティバルをドンナイ省が開催するのは初めて。

 また今回は、1回の飛行で10〜16人を乗せられる大型熱気球50機が集結する、ベトナムにおける過去最大級の熱気球フェスティバルも開催され、様々なアクティビティが予定されている。期間中、無料体験チケットも市民に配布される。

[VietnamPlus 15:37 22/04/2025, F].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
クアンガイ省:都市区でミミズ大量死、専門家「土壌汚染の恐れ」 (13:36)

 南中部地方クアンガイ省カムタイン街区(phuong Cam Thanh)にあるフーミー都市区内で14日午前、数千匹のミミズが地中から路上に這い出し、歩道一面に広がって死んでいるのが確認された。この異常な現象は13日夜...

ラオカイ省、アイン党委副書記が人民委主席を兼任 (13:29)

 14日に開かれた西北部地方ラオカイ省人民評議会の会議での決定を受け、同省共産党委員会のグエン・トゥアン・アイン副書記が、同省人民委員会主席(2021~2026年任期)を兼任することが決まった。  アイン氏...

25年のベトナム企業トップ500、サムスン電子が9年連続首位 (6:21)

 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)はこのほど、「ベトナム企業トップ500(VNR500)」の2025年版を発表した。同ランキングでは、サムスン電子ベトナム・タイグエン(Samsung Electronics V...

ハノイ郊外の2つのトンネル、軍幹部をかくまった地下要塞 (16日)

 フランス軍との9年間におよぶ抗戦中、ハノイ市の旧ドンアイン郡ナムホン村(現在のフックティン村)と旧タインオアイ郡タムフン村(現在のタムフン村)の住民たちは、戦火から村を守り、また軍幹部をかくまいながら...

「国家観光年2026」、ザライ省で開催へ (5:41)

 文化スポーツ観光省は、南中部地方ザライ省を「国家観光年2026」の開催地として承認した。ベトナム国家観光局とザライ省文化スポーツ観光局が連携し、必要な手続きと関連イベントの準備を進める。  ザライ...

サイゴンコープ、日本の食品安全マネジメント協会と戦略的提携 (5:40)

 ベトナムの小売大手ホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)は11日、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)と戦略的協力協定を締結した。品質管理と食品安全の国際標準化を進め、ベトナム...

地場タイフンコープ、国産小型EVトラックを発表 (4:07)

 電動ゴルフカートの開発などを手掛ける地場タイフンコープ(Thai Hung Corp)は12日、国産の小型電気自動車(EV)トラック「GIO Tano 250」をお披露目した。  同社の「GIO」ブランドに新たに加わるモデルで、北...

レント、丸紅子会社との合弁会社を子会社化 全株式取得 (3:16)

 産業車両・乗用車・産業用機械器具・建設用機械器具の総合レンタル業などを手掛ける株式会社レント(静岡県静岡市)は4日、持分法適用関連会社であるマックスレント・ベトナム(MaxRent Vietnam、ハノイ市)の全株...

ホーチミン:造船・海事専門展示会、11月19日から開催 (2:17)

 ホーチミン市タンソンニャット街区(旧タンビン区)のジ・アドラ会議センター(Trung tam Hoi nghi The Adora Center)で11月19日(水)から21日(金)まで、「ベトナム造船・海事専門展示会(Vietnam International Mar...

ホーチミン:郊外のブドウ園カフェがSNSで話題に (15日)

 ホーチミン市トイアン街区(旧12区)にオープンしたブドウ園カフェがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で人気を集めている。都会の喧騒を離れ、頭上を生い茂るブドウの房を眺めながら、冷たいコーヒ...

ハノイ:「オペラハウスの115年」特別プログラムを開催 (15日)

 ハノイ市の市民劇場(オペラハウス)はこのほど、劇場落成115周年を記念した特別プログラム「光とテクノロジーで語るオペラハウスの115年(115 nam Nha hat ke chuyen - di san cat loi bang anh sang va cong ngh...

26年のGDP成長率目標+10%以上、国会決議 (14日)

 国会は13日、2026年の経済社会発展計画に関する決議を採択した。決議では、15の主要目標と、11の重要任務および対策を規定している。  主な経済指標の目標は、◇国内総生産(GDP)成長率:+10%以上、◇国民1人...

ホーチミン:野菜価格が高騰、長引く雨で供給途絶 (14日)

 ホーチミン市では現在、長引く雨の影響により野菜の供給量が大幅に減少し、価格が急上昇している。この値上がりは家計を直撃し、飲食業や小売業者も苦境に立たされている。  市内のホックモン卸売市場とト...

ビンバス、国内初の電動スクールバスサービスを開始 (14日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM

米モトローラ、ベトナム市場に再参入 スマホ5機種投入 (14日)

 米モトローラ(Motorola)が、ベトナムのスマートフォン市場に復帰した。同社は5機種の新型スマートフォンを投入し、本格的に再参入を図る。  投入されたのは、「Motorola Razr 60」、「Motorola Edge 60 Fus...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved