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ベトナム政府は3月29日、文化・広告分野の違反に対する行政処分に関する政令第38号/2021/ND-CPを公布した。同政令は6月1日に施行される。
新政令で注目されているのは、カラオケ・ディスコにおける行政違反の罰金についての項目。特に、カラオケ・ディスコの客室ドアにラッチ(留め金)を設置する行為には、1500万～2000万VND(約7万2000～9万7000円)の高額な罰金が科されることになった。
この他、◇カラオケ・ディスコの施設内に火災報知器以外の警報装置を設置する行為、◇ベトナムの公序良俗に反した、または歌詞に相応しくない画像や動画を表示する行為、◇午前2時から午前8時までの時間帯のディスコ営業、◇教育施設・病院・宗教施設・歴史文化遺跡から200m以内の範囲でのディスコ営業なども、1500万～2000万VND(約7万2000～9万7000円)の罰金が科される。
なお、◇カラオケの無許可営業、◇他者の営業許可書を借りてのカラオケ営業、◇他者にカラオケ営業許可書を貸す行為に対しては、2000万～2500万VND(約9万7000～12万円)の罰金。また、ディスコに関する同様の行為に対しては2500万～3000万VND(約12万～14万5000円)の罰金を科すとしている。
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