日本政府は11日、北部ナムディン省イーイエン郡イエンクオン村人民委員会との間で、草の根・人間の安全保障無償資金協力「イエンクオン村小学校建設計画」の贈与契約に調印した。供与金額は8万5868米ドル(約930万円)。同村の小学校は1960年に建設されたもので老朽化が著しく、教室数も絶対的に不足しているため、他の小学校への通学や2部制、3部制の学校運営を強いられている。今回の計画により、小学校に通う同村児童812人が安全な環境で授業を受けることができるようになり、村の初等教育が大きく改善されることになる。