日本の国際研修協力機構(JITCO)と労働傷病兵社会省海外労働管理局によると、日本に派遣されたベトナム人研修生1182人が世界同時不況の影響を受けているという。このうち40%が研修先企業を変更し、20%が契約期限前に帰国を余儀なくされている。
影響を最も強く受けている分野は、自動車・電機・機械で全体の80%に上る。JITCOはベトナムの各労働者派遣企業に対し、派遣先企業の状況に注意し、派遣労働者の権利保護に注意を払うよう警告した。JITCOを通じて日本に研修生を送り込んでいる労働者派遣企業は86社あり、現在日本で働いているベトナム人研修生の数は約2万人に上っている。