ヤマハ発動機は27日、同社独自の小型CVT(無段変速機)機構「Y.C.A.T.」をエンジンに組み込んだ排気量115ccのモペット型オートマチック二輪車「レグザム(LEXAM)」を2010年モデルとしてベトナム市場に投入すると発表した。
変速機付きのモペット型二輪車は安心感のある走行性と実用性から人気があり、以前からオートマチック化が望まれていた。しかしスクーター用CVTの転用は構造上難しく、CVTの小型化が課題となっていた。同社は研究開発により、CVTを小型化する新しいコア技術「Y.C.A.T.」を開発、モペット型の外観のままオートマチック化を達成し商品化した。