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マスターリースやプロパティマネジメントなどの事業を手掛ける株式会社シーアールイー(東京都港区)の連結子会社シーアールイー・アジア(CRE Asia)とシンガポール政府系企業セムコープ・ディベロップメント(Sembcorp Development)が共同出資するセムコープ・インフラ・サービシズ(Sembcorp Infra Services=SIS SG)は、傘下のセムコープ・インフラ・サービシズ・ハイフォン(Sembcorp Infra Services Hai Phong)を通じて北部紅河デルタ地方ハイフォン市のベトナム・シンガポール工業団地ハイフォン(VSIP Hai Phong)・複合都市内で物流施設の開発計画を進めているが、このたび同事業に阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区)を迎え入れ、共同で事業を推進することになった。
阪急阪神不動産は、これまでにASEANにおいてインドネシアとシンガポールで物流不動産の開発運営の経験を有する。
一方、シーアールイーは2020年4月末現在、物流不動産を中心に約1600物件、約520万m2の不動産の管理運営を行っており、物流不動産に特化した管理会社としては日本国内最大規模を誇る。サービス領域では、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップで提供している。
両社が有するノウハウと経験を活用することで、より質の高い物流施設を提供し、事業のさらなる拡大と成長を図る。
シーアールイーは今後、工業団地開発分野で20年以上の経験を持つセムコープ、またASEANで物流不動産の開発ノウハウを持つ阪急阪神不動産と協働し、ベトナムにおける物流施設の開発・賃貸事業をさらに拡大し、日系企業のベトナム進出をサポートしていく。