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国立がん研究センター、希少がんの治療開発でベトナムなど5か国と連携

2021/10/21 13:01 JST配信
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 国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区)中央病院は、患者数が少なく治療開発が困難とされる希少がんの治療開発を推進するため、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナムのアジア5か国10施設と連携して、国際共同研究「MASTER KEY Asia」を開始する。

 「MASTER KEY Asia」に参加するベトナムの施設は、ホーチミン市がん腫瘍病院と国立がん研究所の2施設。

 この国際共同研究は、中央病院が2017年より日本国内で実施している希少がんの研究開発およびゲノム医療を推進する産学共同プロジェクト「MASTER KEY Project」をアジア・太平洋地域へ拡大するもの。

 希少がん患者の遺伝子情報や診療・予後情報などを網羅的に収集し、研究の基礎データとなる大規模なデータベースの構築と、がん種を限定せず特定のバイオマーカー(遺伝子異常・蛋白発現など)を有する患者を対象に企業治験や医師主導治験を実施する大きく2つの取り組みから成る。

 第1弾として、フィリピンの1施設とマレーシアの4施設と共同で希少がんの患者検体を用い、国立がん研究センター中央病院で検体品質確認・中央病理診断・遺伝子解析を行った結果を施設へ返却する標準化を図る取り組みから開始する。

 世界最大の希少がんデータベースを構築している「MASTER KEY Project」をアジア・太平洋地域に展開し、国際連携を基盤として、希少がんの遺伝子情報、治療の詳細、予後などを含むデータを収集し、国際共同(臨床)試験につなげることで、希少がんの治療開発とアジア地域でのがんゲノム医療の加速化を目指す。

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