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三井住友銀行(SMBC、東京都千代田区)は16日、大手民間銀行エクシムバンク[EIB](Eximbank)との資本提携解消を決定し、株式売却を開始したと発表した。
三井住友銀行は、ハノイ支店とホーチミン支店に加え、2022年5月に業務提携契約を公表したVPバンク[VPB](VPBank)およびその子会社で2021年にSMBCコンシューマーファイナンス株式会社(東京都中央区)が持分を取得したVPバンク・SMBCファイナンス(VPBank SMBC Finance)との連携により、引き続きベトナムにおける成長戦略をより一層強化していく。
EIBと三井住友銀行は、2007年に戦略提携契約を締結し、翌2008年にSMBCがEIB株15%を取得し、以降ベトナムにおける戦略パートナーとして連携してきた。しかし、SMBCは2022年3月18日付けで戦略提携契約の解消を発表した。
以降、SMBCは保有株式の取り扱いについて検討を進めてきたが、このほど全株式の売却を決定し、株式の一部を売却した。現在のSMBCの持分比率は5%未満となっている。