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- 駐在員事務所を解消、現地法人設立
- ハノイに本店、ホーチミンに支店
- 海外事業展開を主要戦略として位置付け
ダイビル株式会社(大阪府大阪市)は、東南アジア地域での更なる投資拡大を図るべく、ホーチミン市とハノイ市の駐在員事務所を発展的に解消し、新たにベトナム現地法人を設立した。1日付けで業務を開始した。
新会社「ダイビル・ベトナム(Daibiru Vietnam)」は、ハノイオフィスが本店、ホーチミンオフィスが支店となる。いずれも所在地は旧駐在員事務所と同じ。
ダイビルは2011年4月にホーチミン駐在員事務所を、2014年7月にハノイ駐在員事務所を開設し、ベトナムとその周辺国における事業拡大を目的として市場調査や情報収集を強化してきた。
2023年度を始期とするダイビルグループ中長期経営計画では、100%株主である株式会社商船三井(東京都港区)の海外ネットワークも活用した海外事業展開を主要戦略の1つとして位置付けている。
ダイビルは現在、ホーチミン市1区の「サイゴン・タワー(Saigon Tower)」、ハノイ市ホアンキエム区の「コーナーストーン・ビルディング(CornerStone Building)」、同「63リータイトー(63 Ly Thai To)」と、ベトナム2大都市における好立地Aグレードオフィスビルを計3棟保有し、各ビル運営管理会社に派遣した人員を通して日本国内に準じたオフィス賃貸サービスを実現している。