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- 敷地面積5.6ha「ルミ・ハノイ」
- 敷地面積2.1ha「ザ・セニーク・ハノイ」
- 「ルミ・ハノイ」、3950戸のプロジェクト
三菱地所株式会社(東京都千代田区)は、ハノイ市で2件の大型分譲マンション開発事業に参画した。いずれも竣工は2026年以降の予定。
1件は、シンガポールの不動産会社キャピタランド(CapitaLand)傘下のキャピタランド・デベロップメント(CapitaLand Development)と、同じくシンガポールのファーイースト・オーガニゼーション(Far East Organization)とともに、ハノイ市ナムトゥーリエム区で敷地面積5.6ha、29~35階建ての9棟・総戸数3950戸の「ルミ・ハノイ(Lumi Hanoi)」を開発する。
もう1件は、野村不動産株式会社(東京都新宿区)とキャピタランド・デベロップメントとともに、ハノイ市東部で敷地面積2.1ha、3棟・総戸数約2150戸の「ザ・セニーク・ハノイ(The Senique Hanoi)」を開発する。
このうち「ルミ・ハノイ」は、三菱地所の海外案件として1物件あたりの戸数が過去最大となる3950戸の住宅プロジェクトで、総売上は約1110億円超に上る。フランス系設計事務所のスタジオミル(studioMilou)がコンセプトデザインを担当する。
なお、三菱地所は、2010年に初めてベトナムで事業に参画してから10年以上の事業経験を有し、2019年にはホーチミン市に、2020年にはハノイ市に現地法人を立ち上げ、複数の事業を推進している。