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- 12年1月の外交関係樹立以来の初訪越
- 友好関係強化、ハイレベル交流促進
- 農業・科学技術など各種分野で協力拡大
ルオン・クオン国家主席は国家主席府で19日、ブータンのジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王と会談した。ブータンの国家元首による訪越は、2012年1月の両国の外交関係樹立以来、初めてとなった。
ワンチュク国王は、ベトナムが持続可能な開発目標を達成することを確信しており、ベトナムから統治モデルと経済発展の経験を学びたいと表明した。
双方は、両国が友好関係を引き続き強化し、ハイレベルの交流を促進し、具体的なプロジェクトを実施する枠組みを構築するための協力協定を締結することで合意した。
また、両国の関係機関や企業が協力して、互いに強みのある製品を相手側の市場にアクセスしやすくすることや、サプライチェーンを多様化すること、貿易額を大幅に引き上げるよう取り組むことなどで一致した。
このほか、農業・科学技術・イノベーション・教育・文化・芸術分野で協力を拡大することや、人的交流を促進するため、航空会社に直行便の開設を早期に検討するよう促すことなどでも合意した。
会談後、クオン国家主席とワンチュク国王は、両政府間の協力枠組みと航空分野での協力に関する2件の文書の調印に立ち会った。