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- グリーン蒸気供給事業のFSを共同実施
- 効率的かつ持続可能な事業モデル確立へ
- ベトナムの産業分野における脱炭素を加速
再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は22日、地場フックサンミン・トレード・エンジニアリング・サービシズ(Phuc Sang Minh Trade Engineering Services=PSE、ホーチミン市)および東邦ガス株式会社(愛知県名古屋市)との間で、ベトナムにおけるグリーン蒸気供給事業の実施に向けた共同検討に関する覚書(MOU)を締結した。
PSEは、ベトナムで天然ガス利用に関するエンジニアリングおよび天然ガス供給事業を展開し、産業分野の低炭素化に取り組んでいる。
東邦ガスは、日本の東海エリアでこれまでに天然ガス利用を推進してきた経験やノウハウを活用し、PSEへの出資を通じて、ベトナムの日系製造業各社の低炭素化を支援している。
また、イーレックスは、日本やベトナムをはじめとする東南アジア諸国において、木質バイオマス資源を活用した燃料製造・発電事業を展開しており、再生可能エネルギーの供給に関する豊富な実績とノウハウを有する。
今後は、ベトナムにおけるグリーン蒸気供給事業の実現可能性調査(FS)を共同で実施する。3社が共同で事業化調査を進めることにより、効率的かつ持続可能な事業モデルの確立を目指す。
具体的には、グリーン蒸気供給システムの技術的実現性、経済性、法規制、需要予測など、多角的な観点から総合的に検討する。3社は、同事業の実現により、ベトナムの産業分野における脱炭素を加速させるとともに、エネルギーの安定供給にも寄与する考えだ。