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- ヤマハ米国子会社と地場ポップスが協業
- ヤマハミュージックスクールの認知拡大
- 12月からプロモーションモデル展開予定
ヤマハ株式会社(静岡県浜松市)の米国子会社であるヤマハ・ミュージック・イノベーションズ(Yamaha Music Innovations=YMI)は、メディア事業、デジタルコンテンツ配信およびライセンス事業を手掛けるポップス・ワールドワイド(POPS Worldwide、ホーチミン市)との協業を開始した。
ポップス・ワールドワイドは、ユーチューブ(YouTube)、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、アプリを通じて4億人以上のユーザーにリーチし、音楽、アニメ、インフルエンサーを活用した多様なコンテンツ事業を展開している。
デジタル世代へのリーチ力を最大の強みとしており、その強力なデジタル基盤とネットワークを活用し、インドネシアとベトナムにおいて、「リアル体験」と「デジタル拡散」を融合したプロモーションを実施する。
ベトナムでは、ヤマハミュージックスクールの認知拡大や新規生徒獲得を目的に、12月から2026年3月にかけて、インフルエンサーを活用して、より広範に音楽の楽しさを届けるプロモーションモデルを展開する予定だ。
YMIは、世界各地でスタートアップ企業やプラットフォームとの協業を通じて、音楽文化の発展に取り組んでいる。今回のポップス・ワールドワイドとの連携により、ヤマハが単独では到達困難だった層へも訴求が可能になる。
両社の強みを融合した「リアル体験×デジタル拡散」を東南アジア市場における音楽文化普及の新しいプロモーションモデルとして位置づけ、音楽教室の認知拡大や楽器需要の創出に取り組んでいく。