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- 加熱再生アスファルト合材技術を規格化へ
- 共同研究と制度設計を支援する目的
- 道路インフラ分野の技術革新と人材育成
アスファルトプラント最大手の日工株式会社(兵庫県明石市)は、ハノイ市の交通運輸大学(UTC)との間で、「持続可能な材料技術の道路建設への教育・研究・応用」に関する協力覚書(MOU)を締結した。
同社のアスファルトプラント技術と加熱再生アスファルト合材活用のノウハウを活かし、ベトナムにおける加熱再生アスファルト合材(Recycled HMA)技術の規格化に向けた共同研究と制度設計を支援することを目的としている。
覚書は、ベトナム国内における道路インフラ分野の技術革新と人材育成を目的とし、以下の取り組みを中心に両者が連携して推進していくことを定めている。
◇ベトナムにおける加熱再生アスファルト合材技術の規格化に向けた共同研究と制度設計支援
◇最新のアスファルト混合技術および加熱再生アスファルト合材技術に関する研修・セミナーの共同開催
◇日本国内での実践的研修機会の提供(アスファルト混合プラントを活用)
◇日工による交通運輸大学の建設材料に関する研究課題への支援
◇学生向けインターンシップの受け入れ、奨学金の提供、学業成績優秀者採用支援
加熱再生アスファルト合材技術は、廃材を再利用しながら品質を維持できる循環型技術として注目されており、日工は長年にわたり日本国内で加熱再生アスファルト合材技術の開発・普及をリードしてきた。今回の覚書により、同社の技術とノウハウをベトナムの教育・研究機関と共有することで、現地での技術基盤づくりと次世代技術者の育成を図る。
今後、日工と交通運輸大学は年間計画に基づき、具体的なプロジェクトや契約を通じて協力を深めていく予定だ。覚書の締結を新たな起点として、日工はベトナムをはじめとするアジア各国における循環型社会の実現と脱炭素化への貢献を一層加速していく。

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