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- 2点差をひっくり返す劇的逆転勝ち
- U-22ベトナムが2大会ぶり金メダル
- キム監督の采配的中で宿敵タイに勝利
タイで開催中の第33回東南アジア競技大会(SEA Games 33)は12月18日に、男子サッカー競技の決勝が行われ、U-22ベトナム代表が開催国U-22タイ代表を3-2で下して2大会ぶり4度目の金メダルに輝いた。ベトナムは前半を2点ビハインドで折り返す苦しい展開だったが、途中出場の選手たちの活躍もあり、後半で同点に追いつき、延長戦で逆転した。
宿命のライバル同士の対決となった決勝は、ホームの大歓声を受けるタイが前半に効果的なカウンターでベトナムを苦しめた。ベトナムは21分、不用意なファウルでフリーキックを献上すると、これを直接叩き込まれて、1点を追う展開となる。早めに追いつきたいベトナムだったが、31分に前がかりになったスペースを突かれて、タイに追加点を奪われる。タイの術中にハマったベトナムは前半を0-2で折り返した。
後半に入ると、キム・サンシク監督はスーパーサブのMFレ・バン・トゥアンとFWグエン・タイン・ニャンを投入。ベトナムは49分、今大会3試合連続のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されるなど獅子奮迅の活躍を見せるFWグエン・ディン・バックがドリブルでつっかけてPKを獲得。これをグエン・ディン・バック本人が決めて1点差とし、ベトナムが反撃の狼煙を上げる。
ここから主導権を握り返したベトナムは、途中出場のMFレ・バン・トゥアンとFWグエン・タイン・ニャンが躍動し、多くのチャンスを演出していく。60分にはCKの競り合いで相手DFのオウンゴールを誘発して、ベトナムが同点に追いつく。その後もベトナムが押し気味に試合を進めたが、相手GKの好守もあり、逆転ゴールを奪うには至らず、2-2のまま延長戦に突入する。
PK戦の前に試合を決めたいベトナムは延長前半も果敢に攻めて、96分にMFレ・バン・トゥアンのシュートのこぼれ球をFWグエン・タイン・ニャンが押し込んで、ベトナムがついに逆転。ここから逃げ切り体制に入ったベトナムは、延長後半のタイの猛攻をしのぎ切り、3-2で逆転勝ち。準決勝に続いて選手交代の采配が光ったキム・サンシク監督率いるU-22ベトナム代表が劇的な逆転勝ちで金メダルを獲得した。
なお、同日行われた3位決定戦では、U-22マレーシア代表がU-22フィリピン代表に2-1で競り勝って銅メダルを獲得した。
※記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+

・ ホーチミン:SEA Gamesのパブリックビューイング実施 (2025/12/15)

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