![]() (C) ワタキューセイモア/ケンドマネジメント |
医療福祉事業やホテル事業を手掛けるワタキューセイモア株式会社(京都府綴喜郡井手町)は2日、ホーチミン市のレバンティン病院(Le Van Thinh Hospital)で「公立病院の院内衛生環境改善のためのリネンサプライサービス普及・実証事業」の完了セレモニーを開催し、実証に使用した洗濯設備や資機材一式を同病院に引き渡した。
同事業は、国際協力機構(JICA)の中小企業・SDGsビジネス支援事業として実施された。
2025年6月に洗濯センターが落成して以降、約1年4か月にわたり日本式のリネンサプライサービスを運用してきた。この期間に処理したリネン類は約72.6t、洗濯回数は3170回以上に達した。
高温洗浄と厳格なゾーニングによる感染管理に加え、RFID(電波を用いて識別情報を読み書きする自動認識技術)タグを用いた個体管理で清潔リネンと使用済みリネンの分離や使用回数の追跡を実現し、感染対策と安定供給を両立する運用体制を確立した。
また、近隣のトゥードゥック総合病院(Thu Duc General Hospital)を対象に約2tのリネンの回収・洗濯・配送を行い、他病院へのサービス提供ルートも検証した。さらに、現地スタッフを対象とした研修や業務マニュアルの整備を通じて運用ノウハウを移転した。
ワタキューセイモアは今後、現地法人のワタキューベトナム(Watakyu Vietnam)を通じてホーチミン市内の公立病院へのリネンサプライサービスの事業化を進める方針だ。
なお、式典と同日、レバンティン病院とワタキューセイモアは、事業完了後の同病院へのリネンサプライサービス導入およびベトナム国内への普及に向けた協力に関する覚書(MOU)を締結した。
・ ホーチミンで「日本式リネンサプライモデル」始動、JICA支援 (2025/06/13)
・ JICA、中小企業海外展開支援事業でベトナム案件10件を採択 (2018/08/21)

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