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- ラム新国家主席就任で祝意の書簡
- 日越50周年を経て更なる関係強化希望
- 公安次官が暫定的に公安省を統率
22日に開かれた第15期(2021~2026年)第7回国会で、トー・ラム公安相が新国家主席に選出された。これを受けて、日本の岸田文雄内閣総理大臣は翌23日、ラム国家主席に祝意を表す書簡を発出した。
岸田総理大臣は、この書簡の中で、昨年の日越外交関係樹立50周年の節目を迎え、両国はあらゆる分野で緊密な協力関係を築いており、次の50年に向けて両国関係を更なる高みに引き上げていきたい旨を伝えた。
ラム氏は1957年生まれの67歳で、出身地は北部紅河デルタ地方フンイエン省。法学博士号を有する。ベトナム人民公安大将、第12・13期共産党大会政治局員。経歴としては、公安省安全保障総局第1政治保護局職員・副局長・局長、安全保障副総局長、第1安全保障総局長、公安次官を経て公安相に就任した。
なお、不在となる公安相のポストについては、新大臣を決定するまでの間、公安次官のチャン・クオック・トー上将が暫定的に公安省を率いることとなった。