ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ベトナム人の化粧に関する調査、44%が「定期的に化粧」

2015/02/12 04:00 JST配信

 ベトナムの消費者リサーチサービス「Q&Me」<http://qandme.net>を運営する株式会社Asia Plus(東京都世田谷区)は、20~39歳のベトナム人女性500名を対象に、ベトナムの消費者市場における「化粧の習慣」や「費用」、「情報入手経路」及び「日本ブランド」などの面から、化粧に関する調査を実施した。

◇44%が定期的に化粧
 化粧の頻度に関しては、「毎日」と回答した人は24%に留まり、少なくとも週に1度以上定期的に化粧をする人は全体の44%という結果になった。一方で45%の人が「特別な場合のみ化粧をする」と回答。「パーティー(88%)」や「デート(70%)」などの場合に化粧をする人の割合が高い一方で、「学校・会社」で化粧を「いつもする」人は11%で、「時々する」などを含めても59%と低い割合に留まる結果となった。


◇化粧品にかける費用は月平均14万VND(約770円)
 化粧品にかける費用については、1か月当たりの平均が14万VND(約770円)で、収入が500万VND(約2万8000円)未満の層では1か月当たり11万VND(約610円)、500万VND以上の層では1か月当たり19万VND(約1000円)という結果になった。1か月当たり20万VND(1100円)以上を化粧品に費やす人は21%に留まり、化粧品への出費は比較的抑制する傾向にあることが明らかとなった。

◇化粧品の情報源は「友達(70%)」、「ウェブサイト(58%)」
 続いて化粧品に関する情報源について質問したところ、「友達(70%)」、「ウェブサイト(58%)」という回答が上位を占めた。ウェブサイトについては「eva.vn(51%)」や「各企業サイト(45%)」「phunutoday.vn(43%)」などのサイトを活用している回答者が多く見られた。

◇化粧品のブランドイメージは韓国ブランドが圧倒的
 各国の化粧品に関するブランドイメージについては、韓国ブランドに対するイメージが最も強いことが明らかとなった。韓国ブランドは、「若者向けのブランド(79%)」、「ファッショナブル(76%)」などの項目で、日本を含む他の国々の約3倍の得票を挙げる結果となった。また「安い」という項目でも韓国ブランドを挙げる人が74%と、価格で韓国ブランドを連想する消費者が多かった。また、日本ブランドは「高品質(43%)」、「肌に優しい(38%)」といった項目で比較的高い評価を受けた。

 なお、同調査に関する詳細データは下記URLより閲覧可能となっている。
https://qandme.net

【関連記事】

ベトナムのEC市場、消費者の67%が「利用経験あり」 (2016/07/20)
ベトナム人大学生のデジタルライフ調査、65%がスマホ所有 (2015/05/19)
ベトナム市場調査サービス「Q&Me」、15社限定無料トライアルキャンペーン開始 (2015/01/15)
JACとAsia Plus、「ベトナム人材マネジメントセミナー」1月28日開催 (2015/01/08)
ベトナム人の仕事観調査、好きな上司の条件は「リーダーシップ・責任感・公平な評価」 (2014/12/17)
ベトナム人のFacebook利用状況調査、半数が1日3時間以上利用 (2014/11/19)
2大都市の性格特性比較調査、南は「明るくのんき」、北は「礼儀正しく正直」 (2014/11/05)
ベトナム人の親日度調査、「日本食」と「テクノロジー」に強い関心 (2014/10/21)

[2015年2月12日 株式会社Asia Plusプレスリリース A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
「ザ・グランド・ホーチャム」、ベトナム人のカジノ入場が可能に (17:51)

 政府はこのほど、一定の条件を満たしたベトナム人に対し、国内の一部のカジノへの入場を認める決議第8号/2025/NQ-CPを公布した。同決議は即日施行された。  政府は、以下の3か所のカジノでベトナム人の入場...

朝日生命、地場生命保険会社を買収へ 初の海外保険会社のM&A (17:48)

 朝日生命保険相互会社(東京都新宿区)は、地場生命保険会社であるMVI生命(MVI Life、ハノイ市)を買収する手続きを開始することについて、MVI生命の親会社であるザ・マニュファクチャラーズ・ライフ・インシュア...

地場グレムシー、ホーチミンでUAVカメラ工場を着工 (16:13)

 無人航空機(UAV)向け撮影機器を製造する地場グレムシー(Gremsy)はこのほど、ホーチミン市のサイゴンハイテクパーク(SHTP)でUAV向けカメラモジュール生産工場を着工した。  工場は面積2万5721m2の敷地に建設...

貧しい人々の「最期の眠り」を見届けて20年、無償で葬儀を行う男性 (11/30)

 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げてきた男性がいる。  地元の人々は、ニャーベー村74集落の長であるレ・バン・サンさんを、親しみを込...

ベトナム企業の9割が国際貿易の拡大に自信、HSBC調査 (15:48)

 香港上海銀行(HSBC)が先般発表した国際貿易調査「グローバル・トレード・パルス2.0」によると、ベトナム企業の9割が今後2年間で国際貿易を拡大できると考えており、世界平均の87%をわずかに上回った。  同...

 ホーチミン:市内初の共同利用型AI研究拠点が運用開始 (14:52)

 地場総合インターネットメディア運営大手VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)とベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)は、市内にある本社ビル「VN

30年までのダナン市文化産業発展計画、芸術文化の中心地に (13:28)

 南中部地方ダナン市文化スポーツ観光局はこのほど、2030年までの同市の文化産業発展計画に対する専門家らの意見を聴取するワークショップを開催した。ミーケービーチの1kmの海岸を広大なキャンバスに見立てて、...

無印良品ホーチミン1号店がリニューアルオープン、国内最大旗艦店 (13:09)

 株式会社良品計画(東京都文京区)は27日、ホーチミン市にある1号店「ムジ・パークソン・レタントン(MUJI Parkson Le Thanh Ton)」(35Bis-45 Le Thanh Ton, phuong Sai Gon, TP. Ho Chi Minh)を国内最大の旗艦店...

シイエヌエス、NTQソリューションとDX・AIで協業 (12:13)

 アプリケーションシステムの設計・開発などを手掛ける株式会社シイエヌエス(東京都品川区)は、ICTソリューションを提供する地場NTQソリューション(NTQ Solution、ハノイ市)との間で、日本市場におけるデジタル...

25年の世界で最も人口が多い都市、ホーチミンは1400万人で20位 (6:04)

 国際連合はこのほど、世界の都市化に関する調査レポート「World Urbanization Prospects 2025」を発表した。レポートによると、インドネシアの首都ジャカルタは人口約4200万人で、世界で最も人口が多い都市とな...

2024年度の日本語教育実態調査結果、出身国別でベトナムが3位 (4:49)

 文部科学省の総合教育政策局日本語教育課はこのほど、2024年度の日本語教育実態調査に関する結果を発表した。文部科学省では、日本国内の外国人等に対する日本語教育の状況を把握するため、年に一度「日本語教...

ハノイ市人民委主席が健康上の問題で退任、後任は早稲田OBのタン氏 (4:47)

 ハノイ市共産党委員会副書記で、同市人民委員会主席を兼任するグエン・ドゥック・チュン氏が、突発的に発生した健康上の問題により退任することが決まった。同氏は中央政策戦略副委員長に転任することになって...

中国のスタバ「チャジ」が店舗網拡大、手話対応型店舗もオープン (4:36)

 中国のティードリンクチェーン「覇王茶姫(CHAGEE=チャジ)」は、ホーチミン市での事業拡大を加速しており、年内に21店舗を新たに出店する計画を明らかにした。同社はすでに市内で17店舗を展開しており、ベトナ...

ライフデザイン・カバヤ、ベトナム向け木造建築の製造者規格を発表 (3:31)

 建築工事の請負及び施工などを手掛けるライフデザイン・カバヤ株式会社(岡山県岡山市)は、2024年4月よりベトナム建設省傘下の建設科学技術研究所(IBST)とともに、ベトナム向け木造建築の製造者規格(TCCS)の策定...

SWCC、地場SACOMと日本総代理店契約 汎用巻線の競争力強化 (2:10)

 電線・ケーブルや電力機器部品、巻線などの製造販売を手掛けるSWCC株式会社(旧商号:昭和電線ホールディングス株式会社、神奈川県川崎市)のグループ会社で、電線・ケーブルを中心に取り扱う日本国内総合商社の...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved