中部ダナン市人民裁判所はこのほど、恋人の女性の首を切って殺害した後、自分の首も切って自殺を図ったが死に切れず殺人罪に問われていたチャン・バン・フオン被告(24歳・男)に死刑と女性の家族への慰謝料と葬儀費用の支払いを命じる判決を出した。
訴状によると、フオン被告は2009年12月6日午後1時半ごろ、男女関係でもめていた恋人のチュオン・ティ・ビック・トゥイさん(21歳)の下宿(ダナン市ホアミン地区)を訪れ、同行していた友人の制止を振り切って隠し持っていた刃物でトゥイさんの胸や首など全身7カ所を刺して殺害した。フオン被告はこの直後に自分の腹と首を切って自殺を図ったが、近所の人に発見されて病院に救急搬送された。