5日午後9時15分ごろ、ホーチミン市のタンソンニャット空港からハノイに向けて離陸直前だったベトナム航空VN2366便で、酔っ払った乗客の男2人のために離陸が遅延する事態となった。
この2人は泥酔した状態で飛行機の非常扉に突進してトイレに行かせろと暴れ、制止しようとした客室乗務員に対して「自分たちは党中央の報道機関の記者だ」などと叫んだり、暴力を奮ったりした。このため、機長が離陸を取りやめ、この2人の身柄を空港機動隊に引き渡した。
同便は約1時間遅れで無事ハノイに向けて飛び立ったが、この2人は7日現在もホーチミン市の警察で空の安全を脅かした容疑で取り調べを受けている。