ホーチミン市工業団地・輸出加工区管理委員会の環境・建設管理課の専門家らは17日、同市ビンチャイン郡のレミンスアン工業団地で発生した草木の白色化現象について調査を行った。
同工業団地周辺では草木の茎や葉が白色化して枯れ始めており、周囲に拡大しつつある。また水路に生えている水生植物はくっ付き合い、団地内の歩道の植木も茎や葉が白色化している。そのため、同工業団地では原因の究明と対応策を得るために関連機関と専門家による調査を求めていた。
この現象が特に確認されているのは、同工業団地から雨水を排出するための水路であるため、専門家らは周辺住民に対して、この水路から取水して田んぼや花卉栽培に使用しないよう勧告している。