南中部カインホア省人民裁判所は18日、同省計画投資局の元専門家ファン・スアン・トゥン被告に懲役20年、通訳のグエン・チュン・タイン被告に懲役12年の判決を言いわたした。
同裁判所は、トゥン被告が韓国のスカイリゾート社のリゾート施設建設案件に便宜を図る見返りに、同社のリー・サンヒョク社長から7万1000ドル(約750万円)のわいろを受け取ったこと、同社通訳のタイン被告がリー社長からトゥン被告への贈わいを仲介し見返りに2000米ドル(約21万円)を受け取ったことを認定した。
なお、リー社長は贈わい行為を自ら同省人民委員会に通報したため、刑事訴追を免除されている。