建設省はこのほど、2020年までの各経済重点地域における固形廃棄物処理地区建設計画と給排水システム建設計画の承認を求める文書をグエン・タン・ズン首相に提出した。これらの建設計画を実施するには、総額約90兆ドン(約5600億円)の投資資金が必要になる。
計画によると、北・中・南部の3カ所の経済重点地域に固形廃棄物処理地区を合計7カ所建設する。総投資額は9兆6830億ドン(約600億円)。報告によると、全国の工業施設から排出される固形廃棄物の総量は年間約260万トンに上っており、廃棄物に起因する環境汚染が切迫した課題となっている。また給排水システム建設に要する費用は、給水システムが37兆5150億ドン(約2350億円)、排水システムが42兆4640億ドン(約2650億円)と試算されている。