ホアン・チュン・ハイ副首相は14日に開かれたごみ処理場建設計画に関する会議で、各関連機関に対し国内技術を導入したごみ処理場の試験的な建設を推進するよう求めた。
現在、埋め立て以外の方法でごみ処理を行っている処理場は、建設中のものを含めても全国に数えるほどしかなく、そのほとんどが海外の技術を導入している。しかし、ベトナムではごみが分別収集されていないため、海外の技術を導入しても有機物しか処理されず、大半のごみは埋め立てることになるという。
国内技術によるごみ処理場プロジェクトが実施されているのは、今のところソンタイ市(ハノイ市)とフエ市(中部トゥアティエン・フエ省)の2カ所にとどまっている。ハイ副首相は建設省に対し、今後実施する各案件を効果的に進めるため、実施中のプロジェクトを評価し報告するよう求めた。