ホーチミン市資源環境局によると、同市住民のおよそ3分の1が生活や商売用に、硝酸塩や大腸菌で汚染された地下水を使用している。地下水汚染のひどい地域は、9区・10区・11区・12区・トゥードク区・ホクモン郡・クチ郡・ニャーベー郡・ゴーバップ区・タンビン区・ビンタン区・タンフー区・ビンチャイン郡と広い地域に渡っている。
市内には井戸が20万カ所あり、そのほとんどが違法に掘られたもので、1日当たり100万立方メートルがくみ上げられている。一方、市が水道用としてくみ上げている量はその5分の1に過ぎない。
同市人民委員会は2年前、地下水くみ上げを制限する地域を指定したが、井戸の違法採掘を止めるまでには至っていない。水道水が供給されていない地域で、多くの住民が地下水を利用せざるを得ないためだという。人口800万人の同市では少なくとも1日当たり170万立方メートルの浄水需要があるが、供給量は120万立方メートルにとどまっている。
・ ホーチミン:水道水の水源、大半が水質汚染 (2014/08/25)
・ ハノイ:ボトルウォーターのサンプリング検査、5社のサンプルから大腸菌検出 (2013/07/02)
・ ベトナムの地下水汚染、多くの都市で深刻なレベル (2013/05/31)
・ ホーチミン:地下水利用のバランスに問題 (2011/05/27)

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