ベトナムの草花の種子が初めて宇宙に飛び立った。日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が22日に打ち上げた宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)に搭載されたもの。27日付インフォVNが報じた。
JAXAは国際宇宙ステーション(ISS)に構えた日本の宇宙実験施設「きぼう」をアジア諸国の研究開発に開放している。今回のミッションは、植物の種子を宇宙に打ち上げ地球に回収する「スペース・シーズ・フォー・アジアン・フューチャー(SSAF 2010-2011)」で、ベトナムのほかインドネシア、マレーシア、タイが参加している。ベトナムはサルビア、ホウセンカ、金魚草の3種類の種子を宇宙に送り込んだ。
各国の研究機関は回収後の種子について、無重力や放射線などの宇宙環境が遺伝子や発芽能力にどのように影響したかなどについて研究する。種子は4月半ばに打ち上げ予定のスペースシャトル「エンデバー号」で回収される予定だ。
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