ホーチミン市交通運輸局は9日、同市人民委員会のグエン・タイン・タイ副主席が2011年~2015年における新たなバス増車案を承認したと発表した。バス増車向けの予算総額は1兆9000億ドン(約75億円)。13日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
具体的には、2015年までに増車が予定されているバス1680台のうち、80人乗りが571台、55人乗りが409台、40人乗りが700台となっている。また増車されるバスは、排気ガス基準「ユーロ 3」以上に準拠している車両、或いは燃料に圧縮天然ガスを使用する車両と定められている。
現在、ホーチミン市を走行するバス3200台のうち、1800台以上が老朽化や排気ガス基準で問題を抱えている。
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