サイゴンバス社が8月から予定していたホーチミン市のベンタイン~チョロン間路線への圧縮天然ガス使用バス(CNGバス)導入は、延期される見通しとなった。同社のグエン・トゥアン・ベト副社長は延期の理由について、バスの輸入手続きがまだ終わっていないことと、その後登録・検査の手続きを行う必要があることを挙げた。23日付コンアンニャンザン紙(電子版)が報じた。
ホーチミン市交通運輸局は2010年に2台のCNGバスの試験走行を実施した。その結果、CNGバスはディーゼルバスに比べ、環境汚染を軽減でき、燃料代も約30%節約できる事が分かった。具体的には100キロメートル走行時の燃料代が、ディーゼルは約50万ドン(約2000円)かかるのに対し、CNGは約34万ドン(約1360円)だった。
ただしCNGバスの価格は1台当たり約24億ドン(約960万円)で、現在のバスを全てCNGバスに替えるには6兆~7兆ドン(約240億~280億円)の予算が必要となる。交通運輸局は、今年導入するCNGバスの目標を38台に設定し、その後徐々に数を増やしていく計画だ。
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