財政省はこのたび、フランス開発庁(AFD)と、ホーチミン市のインフラ整備案件向けに2000ユーロ(約23億1800万円)の融資協定を調印した。5日付ラオドン紙が報じた。
同資金はホーチミン市国家金融投資社(HIFIC)を通して、▽社会住宅の建設、▽教育基盤の構築、▽病院の収容力と医療技術向上、▽廃棄物処理の近代化――に充てられる。同案件の投資総額は9600万ユーロ(約111億2700万円)に上る見込みで、不足分は政府と民間企業から拠出する方針。
なお、AFDはこれまでベトナム向けに10億5000万ユーロ(約1219億32000万円)の融資を行っている。
・ 仏開発庁、2015年まで毎年ほぼ1億ユーロの借款供与を継続 (2012/05/22)
・ 仏開発庁、ハノイ大学病院案件に100万ユーロを援助 (2011/05/06)
・ フランス、ハノイのライトアップ事業を支援 (2010/05/11)
・ ADB、水利・かんがい事業に1億ドルの融資 (2010/04/28)
・ フランス、中部13省で総合農村開発事業を支援 (2009/08/03)

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