各大学・短期大学がこのほど発表した2011年度大学入学試験志願者数によると、外国語学科、特にフランス語、中国語、ロシア語の各学科の志願者数が落ち込んでいる。17日付ラオドン紙電子版が報じた。
ホーチミン市師範大学では、教員免許取得を目的とする各外国語学科の定員40人に対し、志願者数は中国語45人、フランス語37人、ロシア語24人だった。教員養成目的以外の外国語学科の志願者数も少なく、フランス語54人(定員50人)、中国語93人(同110人)、日本語108人(同100人)、ロシア語8人(50人)と、定員割れしている学科もある。
同大学訓練課のタ・クアン・ラム副課長はこの状況について、外国語学科を卒業しても習得した外国語を生かせる仕事が限られているため、との見方を示した。実際ほとんどの卒業生が、フランス語は観光業界、ロシア語は石油業界への就職を希望するという。
一方トンドゥックタン大学のチン・ミン・フエン副学長は、台湾・中国企業のベトナム進出で中国語習得者の需要が高まっているにもかかわらず、志願者が少ない原因について、中国語に触れる機会が少なく言語習得の困難さを嫌っているのではないか、と分析している。
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