ハノイ市ハドン区の伝統工芸村バンフックで生産される「ハドン・シルク」または「バンフック・シルク」は、高級シルクとして外国にもその名が知られている。しかしバンフックで販売されているシルク製品の70%は合繊入りシルクだという。1日付ベトナムネットが報じた。
バンフック村で買い物中のアンさんは「売られている製品のほとんどは中国製の合繊入りだと分かっているが、価格がそれなりなので買っている。100%シルク製品を買おうと思ったら、注文するかきちんとした店で買うしかない。ただ、高くつくと思う」と話した。
村の販売店はいずれも、販売しているのは本物のシルク製品で中国製品ではないと公言しているが、生産者の名前や住所、商標などを記した商品タグを付けている製品はほとんどない。
村には、高級シルク製品生産の伝統を守ろうとしている人達もいる。しかし彼ら自身、「どうしたらいいのか分からない。バンフック村は今後どうなるのか」と頭を抱えているのが現状だ。
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