日本で10月に実施された輸入時モニタリング検査で、ベトナム産タピオカ入りライスヌードル(フォー)から遺伝子組み換え体が検出された。このニュースはベトナムで、新たな非関税障壁のように受け取られている。18日付ジエンダンゾアンギエップが報じた。
問題のライスヌードルを輸出したビックチー食品株式会社(メコンデルタ地方ドンタップ省)は、このニュースを受けて第3標準品質技術センター(Quatest3)に製品と原料のサンプルを持ち込んで分析を依頼した。その結果、いずれからも遺伝子組み換え体は検出されなかった。
同社のファム・タイン・ビン社長は、「原料は全て国内で調達している。国内では遺伝子組み換えのコメはまだ作られていない。ベトナム食糧協会(VFA)と在日ベトナム大使館に、日本側との協議を依頼したところだ」と話した。
農業農村開発省は11日、VFAに対しビックチー社が原料として使用したコメとドンタップ省から輸出されているコメのサンプルをQuatest3で分析するよう指示した。同省栽培局のファム・バン・ズー副局長は「ベトナムが遺伝子組み換えのコメを輸出する事はないが、念のため分析する。分析結果を早期に日本側に知らせる予定だ」と語った。
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