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7歳で英国A&Cブラック出版社の児童向け科学書「Sun up,sun down-The story of day and night」と「Charging about‐The story of electricity」を翻訳し、ベトナムで最も若い翻訳者として知られているドー・ニャット・ナム君(11歳)はこのほど、自叙伝「僕がどのように英語を習得したか」を発表した。21日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
既に国内で知らぬ者はいない程の有名人である彼だが、ご存じない方のために彼の簡単な経歴を紹介しよう。ナム君はハノイ市外国語大学の教授を両親に持つ。父親が交流のある大阪の大学へ赴任していた頃に生まれ、日越の架け橋になるようにという願いを込めて、ニャット・ナム(日南)と名付けられた。
5歳まで日本で過ごしたナム君はその後、父親の赴任期間が終了したため、ハノイ市で暮らすようになった。両親はナム君に日本式の教育を受けさせるよう心掛けてきたという。父親が言語学教授で、両親とも教師という家庭環境からか、ナム君は7歳にして語学の才能を開花させる。
ナム君は一度も英語圏の国へ行ったことがないが、TOEICスコア940、TOEFL iBTスコア99という好成績を残している。最近では、ベトナムテレビ(VTV)が放送する児童向け番組の司会者を務めるなど、「ベトナムの神童」として各メディアに引っ張りだこだ。慈善活動にも積極的で、小児病院に入院する子供たちを対象とした英語クラスも行っている。
ナム君は以前、「将来の夢」について質問されたとき、「語学の才能を活かして外務省で働きたい」と答えていた。最近のインタビューでは、父親の影響を受けたのか、将来の夢は学者と答えている。「英語の他にフランス語も勉強したい。お父さんは日本語と中国語も教えてくれるって約束してくれたんだ」11歳らしい笑顔でナム君が語った。
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・ 13歳の神童ナム君、アジア諸国の学生向け雑誌の編集長に (2014/07/31)

                                                
                                                 
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