グエン・タン・ズン首相は10日、東北部クアンニン省に「モンカイ国境経済区」を設立することを認める内容の決定に署名した。同決定は6月1日から発効する。12日付ベトナムプラスが報じた。
同国境経済区は、◇同省モンカイ市全域、◇ハイハ工業団地および周辺の町村などを含む。総面積は12万1197ヘクタールで、この内、陸地面積が6万6197ヘクタール、海域面積が5万5000ヘクタールとなっている。同国境経済区は、◇非関税区、◇第1級国境検問所、◇工業団地、◇財政センター、◇都市・居住区、◇中央行政区などから成る。
これに先立ち、2009年、首相は同市人民委員会指導部に対し、国境を接する中国側の東興市指導部と協議して、貿易や出入国などについて共通の規則を持つ国境経済協力区の試験的設立を検討するよう求めていた。
・ クアンニン経済区管理委員会を設立 (2009/10/15)

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