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「ベトナム南部の各省・都市は2012年中に電力不足に陥る心配はないが、2013年から2015年にかけては深刻な電力不足に直面する可能性がある」ベトナム電力グループ(EVN)傘下の南部電力総公社(EVN SPC)のグエン・タイン・ズイ社長が19日に開いた記者会見で明らかにした。19日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
同氏はこの理由として、◇南部にある各発電所では今後の電力需要増に対応しきれないこと、◇北部から南部へ電力を供給する電力ケーブル(500キロボルト)にかかる負荷が過剰になっていることを挙げた。
EVNは現在、第3の南北電力ケーブルの建設を進めているが、資金不足と土地収用の遅れから、今年末の完成が危ぶまれている。EVNと商工省は、南部が来年の乾季から電力不足に陥ると想定し、今後の対策を検討している。
なお、EVN SPCはホーチミン市を除く南部21省に電力を供給しており、2012年上半期の電力供給量は前年同期比13.15%増の170億キロワットに上る見通し。
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・ 2013年乾季の電力供給、南部の状況厳しく、中国から電力購入継続 (2013/01/22)
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