アフリカ東部ソマリアの海賊に600日近く拘束されていたベトナム人船員12人が、24日午後3時半に無事ハノイ市のノイバイ国際空港に到着し、家族らと喜びの再会を果たした。24日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
家族らは船員とこの3年近く会っておらず、誰もが夕べは眠れなかったと語った。前日に知らせを受けるとすぐに鉄道やバスに飛び乗って空港に向かったという人が殆どだ。12人の船員の顔は、感動の涙と笑いでくしゃくしゃになった。
船員のリュー・ディン・フンさんは、拘束されていた日々について、「1日の食事は米粉1杯とご飯2杯だけでおかずは無し。それでも重労働をさせられた。暴力は日常茶飯事だった」と冷静に語った。
12人は家族と共に一旦労働者派遣会社に立ち寄り、100万ドン(約3770円)の見舞金を受け取った後、故郷に向かうことになっている。
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