![]() (C)Nguoilao dong,Tan Thanh、市民劇場 |
ホーチミン市の中心部(1区・3区・5区など)には多くの歴史的建築物があるが、都市の発展に伴い徐々に消え去ろうとしている。14日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
同市では1993年から5年間かけて都市建築景観保全プログラムが実施され、保存すべき建築景観として108か所がリストアップされた。しかし保全方法や規制についての言及がなかったため、リストのうち約30%の建築景観がこれまでに姿を消している。
10区のリータイトー通り1番地にある政府ゲストハウス地区には、1975年以前のサイゴンの古い建築物が残っているが、再開発の対象地区になっている。また、なくなってしまった訳ではないが、サイゴン大教会や市民劇場のように周囲を高層ビルに囲まれて肩身を狭そうにしている建築物も少なくない。
市は新たに中心部の20か所の土地(総面積50ヘクタール)を、高層ビルの再開発用地として公表している。建築家のゴー・ベト・ナム・ソン氏は、このペースで都市遺産の「破壊」が進めば、5年後には中心部の歴史的建築物はわずかしか残っていないだろうと警鐘を鳴らしている。
※最終更新:2013年1月18日09:34JST

から



)
)
)

)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













