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- 「Mua Do」、ショートリスト入り逃す
- 日本代表の「国宝」はショートリスト入り
- 「Mua Do」、ベトナム映画の興収1位
アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は米国現地時間16日、第98回アカデミー賞「国際長編映画賞」のノミネート候補作品のショートリストに選出した15作品を発表した。
ベトナム代表としてエントリーしていた2025年8月公開の「Mua Do(英題:Red Rain)」はリストに含まれておらず、本選へのノミネートを逃した。
日本代表の「国宝」はショートリストに選出され、ノミネートに向けて一歩前進した。「国宝」は、「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」の候補10作品にも選ばれた。
アカデミー賞のノミネートの発表は2026年1月22日、授賞式は2026年3月15日に行われる(いずれも米国現地時間)。
「Mua Do」は、ベトナム映画として初めて興行収入6000億VND(約35億3000万円)を超え、公開からわずか35日間で興行収入7000億VND(約41億2000万円)を突破した。9月29日に上映が終了し、最終的な興行収入は7140億VND(約42億円)に達し、ベトナム映画歴代興行収入ランキングの1位に立っている。
革命戦争をテーマとした「Mua Do」は、ダン・タイ・フエン(Dang Thai Huyen)氏が監督を務め、フエン監督とともに脚本を手掛けるチュー・ライ(Chu Lai)氏の同名小説が原作だ。1972年、北中部地方クアンチ省のクアンチ古城を守るため、人民や兵士たちが勇敢に戦い抜いた81日間の出来事をもとにした作品となっている。
同作品は、11月にホーチミン市で開催された「第24回ベトナム映画祭」で、最優秀作品賞にあたる「ゴールデンロータス賞(Bong Sen Vang)」に輝いた。さらに、「視覚効果賞」、「助演男優賞」、「美術デザイン賞」、「音響賞」も受賞し、5冠を達成した。
なお、過去にアカデミー賞の本選にノミネートされたベトナム映画は、トラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督作の「青いパパイヤの香り(原題:Mui Du Du Xanh、英題:The Scent of Green Papaya)」(1993年公開)の1本のみにとどまっている。
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