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ベトナム商工会議所(VCCI)と世界銀行(WB)は29日、「国民、企業及び公務員の視点から見る汚職の実態」調査の結果を発表した。この調査によって、汚職の実態は依然として改善されておらず、巧妙化しているため汚職が発覚しにくくなっていることが明らかになった。29日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
調査結果よると、回答者全体の75%以上が「汚職は重大な問題」と答えており、公務員の45%が「汚職を目撃したことがある」、企業関係者の44%と市民の28%が「賄賂を支払ったことがある」と回答。また、企業関係者が「公的機関を利用する上で困難が生じた」と回答した割合が高かった機関は、◇税関:58%、◇土地等の管理機関:23%、◇交通警察:21%、◇環境資源:20%の4つだった。
汚職防止策についてVCCI法制部のファム・ゴック・タック副部長は、公的機関は企業各社に行政手続きなどに関する情報を公開し、透明性を高める必要があるとコメントした。また、企業と関連当局の間の定期的な会合が透明性の向上や汚職の低減に寄与するとの意見も挙がっている。
※最終更新:2013年4月5日10:51JST
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