ホーチミン市税関局はこのほど、日本発送の郵便物の中から、温度変化によって色が変わるボールペン「フリクションボール」が大量に見つかったことについて、「現行規定では、こうした商品の流通が禁止されていないものの、悪用されれば国民に重大な損害を与えかねない」として、早期に同製品の輸入制限を設けるよう、関連機関に要請した。13日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
今回発見されたのは、日本のパイロット社が生産している「フリクションボール3」。擦るとインクが消えるのが特徴で、既に日本市場では広く浸透しており、取扱説明文にも公文書や契約書に使用することは出来ないと明記されている。しかし、ベトナムではまだ殆ど知られていないため、書類を作成する際に悪用される可能性があると指摘する声が挙がっている。
なお、以前中国から輸入された「魔法ペン」なるものが巷に流通しているというニュースが流れたが、こちらは書いた文字が数時間経つと消えてしまうという、詐欺師御用達の代物だった。通常のボールペンよりかなり割高だが、ネット上で容易に購入できるため、現在もよく売れているようだ。
・ 文字が消える「魔法ペン」で会計係が詐欺・横領、指名手配の女を逮捕 (2016/04/29)
・ 財政省、日本製の「消せるボールペン」の輸入規制を提案 (2015/04/21)
・ 契約書の文字が消えちゃった!? 「魔法ペン」による詐欺に注意 (2013/05/08)

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