ハノイ市警察は5日、インターネット上で政府を誹謗中傷する内容の投稿を繰り返し、国家に不利益をもたらしたとして、ブロガー2人を逮捕し、両容疑者宅の家宅捜索を行った。
逮捕されたのは、グエン・フウ・ビン容疑者(男性・58歳)と、その同僚のグエン・ティ・ミン・トゥイ容疑者(女性・34歳)で、いずれもハノイ市在住。
ビン容疑者は、北中部タインホア省党委員会書記や労働省大臣、駐旧ソ連ベトナム大使などの要職を歴任した故グエン・フウ・キエウ氏の末っ子で、本人も以前は公安省の職員として働き、その後、探偵事務所を開設していた。
ブロガーによる一連の活動が刑事事件として処理されるのは今回が初めてのことではない。特にグエン・タン・ズン首相が2012年9月に政府や共産党の誹謗中傷を繰り返すウェブサイトやブログを運営する組織・個人に対する摘発強化および処分の厳格化を公安省に指示して以降は、逮捕件数が急増している。
・ 元公安省職員の反政府ブロガー、控訴審でも禁固5年 (2016/09/26)
・ 政府批判の元公安省職員ブロガーに禁固5年の判決 (2016/03/25)
・ 不法出入国のベトナム人女性活動家を逮捕、政府批判の資料も所持 (2015/10/27)
・ 報道の自由度ランキング、ベトナムはワースト6位 (2015/03/11)
・ 有名作家「ボ・ラップ」を政府批判で逮捕、片麻痺患者の身柄拘束に疑問の声も (2014/12/10)
・ 元国営新聞記者の反政府ブロガー、控訴審でも禁固2年 (2014/06/30)
・ 報道の自由度ランキング、ベトナムは180か国中174位 (2014/02/14)
・ フェイスブックで政府批判の書き込み、初の有罪判決 (2013/11/01)

                                                
                                                 
                        から
                	


  										)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













