上半期の刑法犯罪認知件数(警察が把握した犯罪の発生数)は、前年同期比+2.21%増の2万9111件だった。窃盗が増加したのに対し、強盗殺人、公務執行妨害、ひったくりは減少した。22日に開かれた政府の犯罪防止指導委員会の全国オンライン会議で公安省が発表した。
検挙件数は2万2002件で、4万5261人を逮捕した。これには1469の犯罪グループも含まれる。汚職を含む経済犯罪の認知件数は7025件だった。
麻薬関連犯罪では9214件を摘発し、1万3872人を逮捕、ヘロイン約246キロ、合成麻薬30万2048錠、大麻約657キロを押収した。麻薬犯罪は規模が拡大し国際的になりつつある。特にラオス国境を超えるルートでの密輸が目立ち、警察に発見された場合は武器を使って反撃する場合が多い。
グエン・スアン・フック副首相は、南シナ海での領有権紛争をきっかけにして北中部ハティン省と東南部ビンズオン省で起きた反中国暴動を例に挙げて、社会状況の把握が後手に回っていると指摘。また、暴力団化している犯罪グループの摘発に注力するよう指示した。
・ ハノイ:殺人事件の原因、6割が家庭内のいざこざ (2015/01/08)
・ 2014年に摘発された刑法犯罪数4万5490件、8万7000人を逮捕 (2014/12/30)
・ ホーチミン:引ったくり・窃盗事件が増加、検挙率は僅か5割 (2013/06/05)
・ 犯罪件数は前年比微増、経済不況の中、犯罪者の若年化が進む (2012/12/20)

                                                
                                                 
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